2017-02-13

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート⑧(大阪府大阪市)

申請No.8
申請日:2016年8月5日
場所:大阪府大阪市 実施責任者:A氏
協力団体:個人ボランティア
居住環境:一戸建ての持ち家
居住者: 夫(58)、妻(57)の2名
生活保護の需給状況:受給していない

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
元々猫が好きな夫婦が、猫を一匹飼い始めました。おそらく保護猫で未不妊手術&家外自由飼い。 不妊手術&完全室内飼いを薦めても、全く聞く耳を持っていただけませんでした。妊娠したことがないというのがその理由で、保護時に既に不妊手術済だった可能性も考えられます。何年かして、近所の野良猫を家に入れるようになりましたが、再び不妊手術せず。この時も、不妊手術を薦めましたが、おそらく金銭的問題により、放置されてしまいました。その後、家で出産したことから、不妊手術を考えるようになりましたが、オス猫の去勢手術を優先しており、メス猫がほぼ手付かずの状態になっていました。また、産まれる、増えることに対して慌てる様子がないことから、子猫依存症とも考えられます。ご主人は、昼間の仕事と新聞配達をされて猫の餌代などを捻出している一方、奥様は、鬱の状態で、仕事も辞めてしまっていました。一般の飼い猫として不妊手術を受けられるほどの経済状況下ではありませんので、申請に至りました。 猫の数は、当初13頭と聞いていたのですが、実際に手術したのは9頭でした。手術費用はどうぶつ基金に全額負担していただきましたので、飼い主の責任としてワクチン(三種)と血液検査代金はご夫婦に負担していただきました。 不妊手術以外の費用に関しては、実施責任者が立て替えており当事者より分割で支払っていただいている。
不妊手術頭数
オス メス 妊娠メス 耳カットのみ 合計
8月21日 3 3 0 0 6
9月11日 0 3 0 0 3
合計 3 6 0 0 9

どうぶつ基金負担:不妊手術

現場写真
現場写真1 現場写真2
現場写真3 現場写真4

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
猫の頭数は、最初から最後まで正確な数字を確認することができませんでした。当初は13頭と聞いていたのですが、途中で子宮内膜症にかかり治療した猫が1匹、また、3匹は手術済みで、実際に手術を必要としていたのは9頭でした。飼い主夫婦も実際に手術する直前になり、初めて夫婦で確認し合ったという感じのようです。次回、このような事例に関わることがあれば、事前に正しい情報を得てからにしようと思います。

どうぶつ基金スタッフより
どうぶつ基金に寄せられる多頭飼育崩壊の相談は、日々増えています。その多くが貧困、独居老人、心の病などの理由で生活保護を受けたりしているため行政職員やケースワーカーが家の中に入り、実態を把握しています。しかしながら猫の多頭飼育の問題になると見て見ぬふりをしたり、「里親に出せ」「オスとメスを分けて飼え」など、当事者には無理な実効力のない指導をして、結局あれよあれよという間に数匹が 数十匹になり、問題がさらに深刻化しています。それでも行政は地元の小さなボランティアグループに丸投げというパターンが多くみられます。多頭飼育崩壊に陥った家は憲法25条で保障されている「健康で文化的な必要最低限の生活」をはるかに下回った悲惨な状態であるのは明らかです。行政は正面からこの問題に向かい合ってほしいものです。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場 オス メス 耳カットのみ 合計
① 神戸西区 14 19 1 34
② 神戸北区 17 10 0 27
③ 大阪府豊中 12 5 0 17
④ 兵庫県伊丹市 3 6 0 9
⑤ 東京都青梅市 12 3 0 15
⑥ 千葉県香取郡 9 0 0 9
⑦ 大阪府寝屋川市 8 9 0 17
⑧ 大阪府大阪市 3 6 0 9
78 58 1 137
多頭飼育崩壊に関するお問合せは こちら

日本では昨年8万頭以上の犬や猫が殺処分されました。地獄のスパイラルをストップするため一番最初にすべきことは不妊手術をしてあげることです。
どうぶつ基金では命を最優先に、1頭でも多くの罪なき命を守るため、全国約80カ所の協力病院と、離島などへの出張手術で無料不妊手術を行っています。
しかし、過剰繁殖し続ける猫の数に資金が追い付かず、必要な支援が届きにくくなっている状態です。
殺処分ゼロで、人と犬や猫が笑顔で暮らせる日までどうぶつ基金の活動に力をお貸し ください。
公益財団法人どうぶつ基金
理事長 佐上邦久
ご寄付のご案内
どうぶつ基金は公益財団法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。
*皆様のご支援は、どうぶつ基金が最も必要性が高いと判断するさくらねこTNR活動などに充当させていただきます。

さくらねこShopオープン  
どうぶつ基金公式さくらねこShopの商品が充実してきました。
さくらねこTシャツや、さくらねこファイル、ポストカードなど、 寄付つきグッズが豊富にそろっています。
2016-12-02

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート⑦(大阪府寝屋川市)

申請No.7
申請日:2016年8月26日
場所:大阪府寝屋川市 実施責任者:A氏
協力団体:個人ボランティア
居住環境:寝屋川市2間の長屋
居住者:兄(53)、妹(49)の2名
生活保護の需給状況:受給している

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
知人の知り合いで、多頭飼育崩壊している家の存在を知った。実際に多頭飼育崩壊現場を訪問し、ネコはもちろん、人間も悪臭と暑さの中で生活していることに衝撃を覚えた。ネコの臭いによる苦情があるため、冷暖房もないが窓も開けられない状況で健康にもかなりの被害があると感じた。
オーナーに早期のネコの不妊手術をすすめたが、お金がないことを理由に悩まれ、雄だけを1ヶ月に一匹ずつならなんとかお金を捻出できそうとのこと。
しかしネコ風邪と耳ダニもネコ間で流行っており、また雌猫が繁殖を繰り返しているため、訪問するたびに子猫が増えており、その子猫も大半は生まれても成長できず病気などで死んでいく。
この現状に対し緊急性を感じ、公益財団法人どうぶつ基金にさくらねこ無料不妊手術事業特別枠申請をするに至った。
その後チケットの申請許可が下り、「北摂TNRサポートのらねこさんの手術室」の助けのもと、無事17匹の不妊手術を終えることができた。また仔猫8匹は、ボランティアさんの協力のもと里親に出すことができた。
不妊手術以外の費用に関しては、実施責任者が立て替えており当事者より分割で支払っていただいている。

不妊手術頭数
オス メス 妊娠メス 耳カットのみ 合計
9月9日 7 0 1 0 8
9月25日 1 1 0 0 2
10月26日 0 5 2 0 7
合計 8 6 3 0 17

どうぶつ基金負担:不妊手術

現場写真
現場写真1 現場写真2
現場写真3 現場写真4

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
今回、実際に現場を拝見し、生活保護者の方が多頭飼育、そして崩壊の事態に陥ることは容易なことだと感じた。
原因として、ペットを入手することが容易であることが第一に考えられる。(野良猫はただで手に入る&ペットショップは売ることを重要視し行く末を案じない)
また、ペットと暮らす上で、経済的な蓄えが無いため不妊手術が実施できない。もしくはその知識に欠けていると思われる。
生活保護の担当の方もこの事態を問題視されており、今回の不妊手術の実施に関しての了承は得ている。
実際に生活保護の担当の方に聞いた話では、受給者がペットの存在を隠そうとするケースも多く、相手との関係を築くことも重要であり、なかなか強制的に立ち入りにくく、問題を明るみにできないこともあるという。また、一人の担当者に割り当てられる受給者の数も膨大で、一人一人に手が回らないことも実際にあり、ペットの問題がなおざりにされているケースもあるようだ。
ペット問題の裏側に、日本がかかえる貧富の差がひそんでいることに、この問題の深刻さを感じた。

どうぶつ基金スタッフより
どうぶつ基金に寄せられる多頭飼育崩壊の相談は、日々増えています。その多くが貧困、独居老人、心の病などの理由で生活保護を受けたりしているため行政職員やケースワーカーが家の中に入り、実態を把握しています。しかしながら猫の多頭飼育の問題になると見て見ぬふりをしたり、「里親に出せ」「オスとメスを分けて飼え」など、当事者には無理な実効力のない指導をして、結局あれよあれよという間に数匹が 数十匹になり、問題がさらに深刻化しています。それでも行政は地元の小さなボランティアグループに丸投げというパターンが多くみられます。多頭飼育崩壊に陥った家は憲法25条で保障されている「健康で文化的な必要最低限の生活」をはるかに下回った悲惨な状態であるのは明らかです。行政は正面からこの問題に向かい合ってほしいものです。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場 オス メス 耳カットのみ 合計
① 神戸西区 14 19 1 34
② 神戸北区 17 10 0 27
③ 大阪府豊中 12 5 0 17
④ 兵庫県伊丹市 3 6 0 9
⑤ 東京都青梅市 12 3 0 15
⑥ 千葉県香取郡 9 0 0 9
⑦ 大阪府寝屋川市 8 9 0 17
75 52 1 128
多頭飼育崩壊に関するお問合せは こちら

日本では昨年8万頭以上の犬や猫が殺処分されました。地獄のスパイラルをストップするため一番最初にすべきことは不妊手術をしてあげることです。
どうぶつ基金では命を最優先に、1頭でも多くの罪なき命を守るため、全国約80カ所の協力病院と、離島などへの出張手術で無料不妊手術を行っています。
しかし、過剰繁殖し続ける猫の数に資金が追い付かず、必要な支援が届きにくくなっている状態です。
殺処分ゼロで、人と犬や猫が笑顔で暮らせる日までどうぶつ基金の活動に力をお貸し ください。
公益財団法人どうぶつ基金
理事長 佐上邦久
ご寄付のご案内
どうぶつ基金は公益財団法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。
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2016-11-24

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート⑥(千葉県香取郡)

申請No.6
申請日:2016年6月30日
場所:千葉県香取郡 実施責任者:K氏
協力団体:個人ボランティア
居住環境:千葉県香取郡 持ち家 一軒家
居住者:父(56)、母(54)、息子(18)の3名
生活保護の需給状況:不明

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
最初に飼ったオス猫の去勢をせず、メスも飼いだした為、出産し5匹程になり、他の方に譲ったりもしたが、次第に増え始め、10頭を超える。ご近所の方からの苦情で保健所から指導されるが、その後、飼い主が2016年1月に脳梗塞で入院し、飼育者がいない状態で20頭を超えてしまう。外に徘徊している猫があまりに飢えている状態に気づき、餌を与えだしたが近隣の住民から糞尿などの苦情が上がり、6月11日にTwitterでヘルプを出す。反応して頂いた有志3家族5名が6月29日に11頭のメス猫を引き取り不妊手術をして下さる。その後、どうぶつ基金に申請。7月9日に8頭のオス猫をどうぶつ基金の協力病院である埼玉県の「いながき動物病院」で去勢手術を実施。8頭のうち1頭は猫エイズウイルス感染症と判明し8月上旬に死亡、残り7頭のうち2頭は東京のボランティアの方に引き取られた。また、8月6日に飼い主宅周辺で残っていた1頭を再びどうぶつ基金の支援によりオス猫(手術の際、猫エイズウイルス感染症と判明)の去勢手術を行う。残った猫6頭と既に避妊していた1頭のメス猫のうち3頭は飼い主が引き続き飼育予定、他のオス猫に関しては9月25日に引き取り手が来て下さるとのこと。

不妊手術頭数
オス メス 耳カットのみ 合計
7月9日 8 0 0 8
8月6日 1 0 0 1
合計 9 0 0 9

どうぶつ基金負担:不妊手術

現場写真
現場写真1 現場写真2
現場写真3 現場写真4

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
助けに応じてくれた多くの方々に大変感謝している。しかし、彼らも自費での対応なので、組織の力が迅速かつ柔軟に対応できることが必要だと考えられる。
猫たちの餓死状態に気づいた段階で、もう少し早く手を打ちたかった。
Twitterに対する反応が非常に早く、リツイートが3,000件以上あり、拡散もして頂いた。
数人のボランティアの方が協力して引き取り、避妊手術・里親探しをして頂き、ほぼすべての猫が引き取られようとしている。本当に驚きと共に感謝が尽きることはない。また、ボランティアの方に紹介され、どうぶつ基金の事を知り連絡させて頂いた。素早く対応して頂き、手術の際の費用負担が減った事に深く感謝している。

どうぶつ基金スタッフより
どうぶつ基金には、多頭飼育崩壊の相談が毎週のように入っています。「不妊手術さえしていれば、こんなことにならなかった」当事者は口をそろえて同じことを言います。猫を飼い始めた当初に手術を怠ったために、人も猫も想像を絶する不幸な状態になってしまいます。猫の繁殖力を侮ってはいけません。不妊手術の重要性をもっともっと広報していかなければならないと改めて痛感しました。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場 オス メス 耳カットのみ 合計
① 神戸西区 14 19 1 34
② 神戸北区 17 10 0 27
③ 大阪府豊中 12 5 0 17
④ 兵庫県伊丹市 3 6 0 9
⑤ 東京都青梅市 12 3 0 15
⑥ 千葉県香取郡 9 0 0 9
67 43 1 111
多頭飼育崩壊に関するお問合せは こちら

日本では昨年8万頭以上の犬や猫が殺処分されました。地獄のスパイラルをストップするため一番最初にすべきことは不妊手術をしてあげることです。
どうぶつ基金では命を最優先に、1頭でも多くの罪なき命を守るため、全国約80カ所の協力病院と、離島などへの出張手術で無料不妊手術を行っています。
しかし、過剰繁殖し続ける猫の数に資金が追い付かず、必要な支援が届きにくくなっている状態です。
殺処分ゼロで、人と犬や猫が笑顔で暮らせる日までどうぶつ基金の活動に力をお貸し ください。
公益財団法人どうぶつ基金
理事長 佐上邦久
ご寄付のご案内
どうぶつ基金は公益財団法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。
*皆様のご支援は、どうぶつ基金が最も必要性が高いと判断するさくらねこTNR活動などに充当させていただきます。

さくらねこShopオープン  
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さくらねこTシャツや、さくらねこファイル、ポストカードなど、 寄付つきグッズが豊富にそろっています。
2016-11-16

東京多頭飼育崩壊 動画

NHKクローズアップ現代+でどうぶつ基金が着手した多頭飼育崩壊現場が放送されました。
今、深刻な社会問題になっている多頭飼育崩壊、、、。
なぜ?と考えるよりも、どうすればいいのかを考える。
多くの問題が不妊手術をすることにより解決されます。
手術がかわいそうという気持ちが、結果的に自分もペットも不幸になっていく、、、。
他人事でなく、この問題をなくすために一緒に考えていただければ幸いです。


2016-08-29

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート⑤(東京都青梅市)

申請No.4
申請日:2016年5月26日
場所:東京都青梅市 実施責任者:N氏 
協力団体:いのちを考える会・青梅
居住環境:古い平屋の借家
居住者: 60代女性一人暮らし
生活保護の需給状況:不明

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
多頭飼育崩壊現場である借家の大家さんから青梅市に相談が寄せられ、青梅市の登録ボランティア団体である「いのちを考える会・青梅」に相談が入った。現場は、室内に約30頭の猫がおり、糞尿にまみれ、当事者は近くの実家に移り住んでいる状況であった。当事者は、なかなか心を開いてくれず、何度も連絡をいれ、半年ほど経ってから少しずつメス猫優先で不妊手術を「いのちを考える会・青梅」の負担で行うようになった。手術が終わっていない15頭の不妊手術をどうぶつ基金に申請し実施することに同意を得ることができたため、チケット申請を行った。しかし、チケット交付後「お金がない(ワクチンをノミ駆除代が払えない)。」と不妊手術を拒否。仕方なく、大家さんに間にはいってもらいチケットの有効期限ぎりぎりに全頭の手術を終えることができた。メス猫2頭は当事者の友人に譲渡し、28頭は当事者宅に戻し、終生飼育することを大家さんが認めてくれた。今後は、ひどい悪臭で周辺住民から苦情があるので、トイレの複数設置とマメな掃除の実施等、経過の見守りが必要である。

不妊手術数
オスメス耳カットのみ合計
7月21日0202
7月30日121013
123015


多頭飼育崩壊現場の様子
IMG_0884.jpg IMG_0883.jpg
IMG_0877.jpg IMG_0873.jpg

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
当事者の気持ちがコロコロと変わったので、スピードが重要だと痛感した。多頭飼育崩壊は当事者の不妊手術費負担が難しいので、どうぶつ基金が今年から「多頭飼育崩壊枠」でチケットを支給してくれるようになったのは、本当にありがたいと思う。今回のケースも無料チケットがなければ解決には至らなかったと思う。
今後増えると言われている多頭飼育崩壊について、行政と話し合う機会に今回のケースはなったと思う。青梅市は、「飼い主のいない猫対策」を行うのであって、「飼い猫」は動物愛護センターが担当であるという。愛護センターでは、指導か、ほぼ殺処分前提の引き取りしかできない。今回、ボランティアとどうぶつ基金と協働し、解決の道筋を示すことができたのは、大変意義のあることだと思う。「“多頭飼育崩壊”させないためにはどうしたらいいのか。」この問題について青梅市とこれからも話し合っていきたいと思う。今回、もし立ち退きを求められていたら、28頭の保護場所という大問題にぶち当たる可能性もあった。今後、そのような想定も視野にいれて、真剣に考えていかないといけない。

どうぶつ基金スタッフメモ
多頭飼育崩壊ケースにおいて、高いハードルとなるのが「不妊手術費用」と「当事者の精神面」の2つである。青梅市は、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術事業に行政枠で協働しているため、「飼い主のない猫」であればどうぶつ基金から青梅市に発行されている「無料不妊手術チケット」を使用することができる。しかし多頭飼育崩壊現場の猫はあくまで「飼い猫」であることから、行政は「不妊手術をするように」という指導しか現状はできない。だが、当事者は資金もなく病院へ猫を運ぶすべもないため、事態は悪化の一途をたどってしまう。そういった中、青梅市から登録ボランティア団体である「いのちを考える会・青梅」に相談が入り、「いのちを考える会・青梅」からどうぶつ基金へ「多頭飼育崩壊特別枠」の申請を行ったことで資金面をクリアすることができた。しかし、第二のハードルである「当事者の精神面」にボランティアは苦労し、チケットの発行から手術実施に至るまで多大な時間と労力を要していた。今回のケースでは大家さんが上手く仲介役となったことによって実施に至ることができたが、今後は行政職員も含めとボランティアが協働して、スムーズに対応していく必要性を示してくれたケースであった。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場オスメス耳カットのみ合計
① 神戸西区1419134
② 神戸北区1710027
③ 大阪府豊中125017
④兵庫県伊丹市 3609
⑤東京都青梅市123015
58431102


多頭飼育崩壊に関するお問合せはこちら

どうぶつ基金では,10000頭のさくらねこ無料不妊手術を実施します。 
あなたの温かいご寄付はあと1頭の命を救います。 
http://www.doubutukikin.or.jp/contribution/ 

さくらねこShopオープン 
どうぶつ基金公式さくらねこShopの商品が充実してきました。 
さくらねこTシャツや、さくらねこファイル、ポストカードなど、 寄付つきグッズが豊富にそろっています。
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