2016-11-24

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート⑥(千葉県香取郡)

申請No.6
申請日:2016年6月30日
場所:千葉県香取郡 実施責任者:K氏
協力団体:個人ボランティア
居住環境:千葉県香取郡 持ち家 一軒家
居住者:父(56)、母(54)、息子(18)の3名
生活保護の需給状況:不明

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
最初に飼ったオス猫の去勢をせず、メスも飼いだした為、出産し5匹程になり、他の方に譲ったりもしたが、次第に増え始め、10頭を超える。ご近所の方からの苦情で保健所から指導されるが、その後、飼い主が2016年1月に脳梗塞で入院し、飼育者がいない状態で20頭を超えてしまう。外に徘徊している猫があまりに飢えている状態に気づき、餌を与えだしたが近隣の住民から糞尿などの苦情が上がり、6月11日にTwitterでヘルプを出す。反応して頂いた有志3家族5名が6月29日に11頭のメス猫を引き取り不妊手術をして下さる。その後、どうぶつ基金に申請。7月9日に8頭のオス猫をどうぶつ基金の協力病院である埼玉県の「いながき動物病院」で去勢手術を実施。8頭のうち1頭は猫エイズウイルス感染症と判明し8月上旬に死亡、残り7頭のうち2頭は東京のボランティアの方に引き取られた。また、8月6日に飼い主宅周辺で残っていた1頭を再びどうぶつ基金の支援によりオス猫(手術の際、猫エイズウイルス感染症と判明)の去勢手術を行う。残った猫6頭と既に避妊していた1頭のメス猫のうち3頭は飼い主が引き続き飼育予定、他のオス猫に関しては9月25日に引き取り手が来て下さるとのこと。

不妊手術頭数
オス メス 耳カットのみ 合計
7月9日 8 0 0 8
8月6日 1 0 0 1
合計 9 0 0 9

どうぶつ基金負担:不妊手術

現場写真
現場写真1 現場写真2
現場写真3 現場写真4

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
助けに応じてくれた多くの方々に大変感謝している。しかし、彼らも自費での対応なので、組織の力が迅速かつ柔軟に対応できることが必要だと考えられる。
猫たちの餓死状態に気づいた段階で、もう少し早く手を打ちたかった。
Twitterに対する反応が非常に早く、リツイートが3,000件以上あり、拡散もして頂いた。
数人のボランティアの方が協力して引き取り、避妊手術・里親探しをして頂き、ほぼすべての猫が引き取られようとしている。本当に驚きと共に感謝が尽きることはない。また、ボランティアの方に紹介され、どうぶつ基金の事を知り連絡させて頂いた。素早く対応して頂き、手術の際の費用負担が減った事に深く感謝している。

どうぶつ基金スタッフより
どうぶつ基金には、多頭飼育崩壊の相談が毎週のように入っています。「不妊手術さえしていれば、こんなことにならなかった」当事者は口をそろえて同じことを言います。猫を飼い始めた当初に手術を怠ったために、人も猫も想像を絶する不幸な状態になってしまいます。猫の繁殖力を侮ってはいけません。不妊手術の重要性をもっともっと広報していかなければならないと改めて痛感しました。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場 オス メス 耳カットのみ 合計
① 神戸西区 14 19 1 34
② 神戸北区 17 10 0 27
③ 大阪府豊中 12 5 0 17
④ 兵庫県伊丹市 3 6 0 9
⑤ 東京都青梅市 12 3 0 15
⑥ 千葉県香取郡 9 0 0 9
67 43 1 111
多頭飼育崩壊に関するお問合せは こちら

日本では昨年8万頭以上の犬や猫が殺処分されました。地獄のスパイラルをストップするため一番最初にすべきことは不妊手術をしてあげることです。
どうぶつ基金では命を最優先に、1頭でも多くの罪なき命を守るため、全国約80カ所の協力病院と、離島などへの出張手術で無料不妊手術を行っています。
しかし、過剰繁殖し続ける猫の数に資金が追い付かず、必要な支援が届きにくくなっている状態です。
殺処分ゼロで、人と犬や猫が笑顔で暮らせる日までどうぶつ基金の活動に力をお貸し ください。
公益財団法人どうぶつ基金
理事長 佐上邦久
ご寄付のご案内
どうぶつ基金は公益財団法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。
*皆様のご支援は、どうぶつ基金が最も必要性が高いと判断するさくらねこTNR活動などに充当させていただきます。

さくらねこShopオープン  
どうぶつ基金公式さくらねこShopの商品が充実してきました。
さくらねこTシャツや、さくらねこファイル、ポストカードなど、 寄付つきグッズが豊富にそろっています。
関連記事
リンク
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示