2016-06-24

H 28 多頭飼育崩壊現場支援レポート②(神戸市北区)

申請No.2
申請日:2016年4月16日
場所:神戸市北区 実施責任者:U氏 
協力団体:個人ボランティア ・里親募集については一部「猫の保育園」に依頼
居住環境:兵庫県神戸市2DKの市営住宅
居住者:父(61)、母(58)、息子(30)の3名
生活保護の需給状況:有

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
2年前に知的障害を持つ息子が拾ってきた猫4頭が室内で繁殖し、37頭にまで増えていた。室内はマーキングの臭いがひどく、多頭飼育崩壊現場の当事者が知人に相談したことをきっかけに、知人経由でU氏(神戸でTNRや里親探しの活動を行っている個人ボランティア)に相談があった。生活保護を頼りに暮らす状況下で、37頭の不妊去勢手術の費用捻出は難しく、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術申請へと至った。
不妊手術は、どうぶつ基金出張手術会場で実施することとなったが、飼い主自身、猫の正確な頭数を把握しておらず、用意するケージの数が分からず困った。また、オスメスを分けて飼育していると言っていたが、子猫や妊娠後期のメスや授乳中のメス猫もいた。どうぶつ基金の出張手術日に27頭の不妊手術とワクチン、ノミ駆除をどうぶつ基金負担で実施。出張手術の際に授乳中等で手術が出来なかったメス3頭はU氏の負担で後日不妊手術を実施し、幼齢の子猫は「猫の幼稚園」の協力を得て里親に譲渡した。手術を受けた猫のうち、17頭は現場に戻し、飼い主が継続して飼育している。

不妊手術頭数
オスメス耳カットのみ合計
1710027
どうぶつ基金負担:不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬

多頭飼育崩壊現場の様子
ブログ用2  ブログ用1
ブログ用4  ブログ用3

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
今回、どうぶつ基金やボラティアが尽力し不妊手術や里親探しを行ったことに対し、当事者である飼い主は、当たり前の様に何ら感謝もしてない様子です。インターネットがないため、理解できていなかったようですので、今後は、費用負担を誰がしているのかなど、きちんと説明していきます。

どうぶつ基金スタッフメモ
多頭飼育崩壊は、猫を飼育し始めた際に、不妊手術を行った飼い主の責任は非常に大きいが、頭から飼い主を責めすぎてしまえば、殻に閉じこり現在飼育している猫の不妊手術や里親探しも拒否されてしまう展開にもなりかねない。しかしながら、多頭飼育という事の重大さを当事者に理解してもらうことは、多頭飼育崩壊という悲惨な事態を2度と繰り返さないためにも重要な課題である。
増えてしまった猫に困惑しながらも、保健所に持っていくという選択はしない飼い主の気持ちを尊重しつつ、飼育方法について指導するところはきちんと指導し、近すぎず離れすぎない微妙な距離感が現場に入るボランティアには求められている。
生活保護を受給しているのであれば、ケースワーカーが間に入るなど、行政機関を巻き込んだ取り組みも今後は検討していく必要がある。

平成28年度多頭飼育崩壊現場、手術支援頭数
現場オスメス性別不明耳カットのみ合計
① 神戸西区14190134
② 神戸北区17100027
31290161

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あなたの温かいご寄付はあと1頭の命を救います。 
http://www.doubutukikin.or.jp/contribution/ 

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