2013-03-29

行政で引き取る猫の80%が生まれて間もない仔猫?の謎

<質問>
どうぶつ基金では行政で引き取る所有者不明猫の約80%が生後間もない仔猫といわれていますが、環境省が発表している殺処分数のデータでは…、たとえば23年度は殺処分された猫131136匹のうち子猫は82322匹で約60%くらいのようですが、「約80%」という数値はどちら調べのデータになりますでしょうか

A答え
1)23年度の数値ですが、各地方行政ごとの殺処分数のうち幼齢個体の数値が0または―になっているところがあります。これは成熟個体と幼齢個体を区分していない場合であり、幼齢個体は成熟個体に計上(22817頭)しています。 正確な率を割り出すためには分母からこの数字を差し引く必要があります。(131136-22817=108354が分母になります)
幼齢個体殺処分数82322÷殺処分数108354=76%ぐらいになります。

2)上記同様の条件を、所有者不明猫の引き取り数に当てはめると、
幼齢個体83585 分母102843となり81%が幼齢個体になります。

3)また飼い主からの持ち込みを当てはめると
幼齢21996 分母33514となり63%が幼齢個体になります。

4)上記2と3を合算すると幼齢105181 分母136357となり77%が幼齢個体になります。


どうぶつ基金のTNRは所有者不明猫が対象となりますので2の数値81%を採用して約80%と言っております。

あくまでも机上の計算ですが、母猫は1年に約15頭の子猫を産みます。つまり約5000頭の母猫の不妊手術を行っていれば、「生後間もなく殺された10万頭の子猫」たちの殺処分は防げたことになります。
どうぶつ基金では殺処分ゼロを実現するもっとも有効な方法として「さくらねこ不妊手術」を推し進めます。どうか皆様のご理解とご支援をお願いします。


石垣島H2410月 374 


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示