2012-11-21

南の島の猫アイランド事業・記事

南の島の猫アイランド事業・記事一覧

記事・石垣 001 
初日は約70匹捕獲 南の島猫アイランド事業始まる

 八島地区の人工島に多数生息する捨て猫に避妊手術を行う「南の島の猫アイランド事業」(主催 公益財団法人 どうぶつ基金=佐上邦久理事長)が14日から始まり、同日夕刻までに約70匹が捕獲された。

 この事業は人工島で繁殖し続ける捨て猫をこれ以上増やさないことを目的として、「どうぶつ基金」と関係の深い、「石垣島しっぽの会」が石垣市に不妊手術を提案、石垣市も一括交付金を使ってこの事業を行うことを決定した。
 佐上理事長は「人工島の猫を守るためにも、何とか全頭を捕獲し、不妊手術を行いたい。また不妊手術後は猫の耳先をカットしているが、これはドイツから始まったものであり、現在ではグローバルスタンダードになっているので、何卒ご理解いただきたい。」と述べた。

 手術を行う獣医師は「どうぶつ基金」と「NPOゴールゼロ」に所属する本土から参加した4名のほかに、八重山獣医師会も協力している。また猫の捕獲や世話などを行うボランティアも、市民などからのべ約100名の参加があり、意識の高さをうかがわせた



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「もう捨てないで!」猫の不妊手術事業スタート
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21088/
新港地区緑地公園のネコに避妊去勢手術を行う石垣市の「南の島の猫アイランド事業」は13日、一斉捕獲が始まった。14日まで続け、15日から3日間かけて手術を行い、18日までに公園に戻す。猫の移送や世話の作業に、予想を上回る約40人のボランティアが登録。「もう捨てないで」と訴え、「快適な公園にしてもらいたい」と望んでいる。

 全面協力している石垣島しっぽの会(早川始代表)によると、公園には100匹前後がいる。会員が12日に捕獲した分を含め、この日までに60匹以上を捕まえた。猫は八島町の港湾管理施設に運ばれ、手術が行われる。市は公園にロープを張り、作業期間中の立ち入りを制限している。
 13日はしっぽの会、市担当職員、ボランティアら20人余がケージを組み立てたり、捕獲したりするなど手術に備えた。ボランティアは現状の公園に「ひどい」と口をそろえ、事業に協力している。

 3年前に移住した中川美也子さん(48)は「公園は市街地に近く景色も良いところ。移住したころはバーベキューをしていたが、今は使いたくない。ネコを増やさないようにすることが人間にできる最善のこと。少しでも協力したい」と話した。
 娘の美帆さん(平真小6年)は「公園はひどいです。ケガをした子がいたり、病気の子がいたりして、かわいそう」と嘆き、新城さおりさん(29)らも「捨て猫を増やさないでほしい」「生き物を粗末に扱ってほしくない」と願う。

 事業は、公益財団法人どうぶつ基金が手術費用を出し、「NPOゴールゼロ」が獣医師を派遣。市は一括交付金を活用した事業138万円で獣医師の受け入れ、捕獲器など備品購入に充てる。



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石垣記事


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「南の島の猫アイランド事業」 辻 維周

「南の島の猫アイランド事業」 辻 維周

 18日まで行われていた「南の島の猫アイランド事業」の中核をなす、八島地区人工島野猫不妊手術のボランティアに参加した。
 この事業は捨て猫の多さに心を痛めた「石垣島しっぽの会」(早川始代表)が、これ以上捨て猫を増やさないという市民への啓発活動の一環として、石垣市へ人工島に捨てられている猫たちに、不妊手術を行いたいと提案し、市もそれを認めて協働事業として事業化し、一括交付金の138万円を交付したものである。不足分は「石垣島しっぽの会」と関係の深い「公益財団法人 どうぶつ基金」が負担し、犬猫の殺処分ゼロを目指す「NPOゴールゼロ」も獣医師たちの派遣に協力している。
 さらに市民もケージやキャットフード、タオルなどの消耗品を寄付したり、ボランティアを申し出たりして、この運動に対する意識の高さを窺うことができた。
 実際に参加してみると特に前半の2日間はエアコンもなく、悪臭が外に漏れないようにするため、窓も開けられないという劣悪な環境の中で、4名の獣医師がほとんど休憩も取らずに手術を行い、それをボランティアが側面から支える形になっていた。また別働隊は人工島で捕獲し残した猫たちを根気強く待って、檻の中へ誘い込んでいた。
 このような光景を見るにつけても、今まで家族のように飼っていた動物たちを、自分たちの都合だけで平然と捨て、あとは知らぬ顔をして過ごしている人達の意識の低さとの対比に愕然とするとともに、動物を愛する人たちの熱意に胸を熱くさせられた。
 我々も毎晩島を回り、ロードキルの調査と、二次被害防止のために死体の除去を行っているが、根底は今回の主催である「どうぶつ基金」や「しっぽの会」のメンバーと同じ、「動物を愛する気持ち」である。今までは島の中でそれぞれの団体がバラバラに活動していたが、それが一つの力になれば、少なくともこの石垣では、捨て猫も、捨て犬も、ロードキルも減少していくに違いない。
 この島の動物たちを身勝手な人間から守るためにも、そろそろお互いの活動を支えあう時期に差し掛かっているのではないだろうか。(本紙論説員)

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