2010-08-24

のら猫と共生へ 不妊と去勢手術  国際会議で報告

増え続けるノラ猫対策として、不妊・去勢手術が有効的だと2007年アメリカの研究者が国際会議で発表しています。

以下、ご参考にしてください。

、中日新聞

のら猫と共生へ 不妊と去勢手術  国際会議で報告
2007年10月17日

捕獲ケージの使い方を説明するJ・レムフリー博士=東京都新宿区のホテルで
増え続けるのら猫対策として、欧米で普及してきた「TNR」(トラップ・ニューター・リターン)。
ケージで捕獲して不妊去勢手術を施し、元の場所に戻してやることで、繁殖せずに穏やかに暮らしてもらうという方法だ。
このほど東京都内で開かれた国際会議で、世界の猫の専門家が、数十年来行われてきたTNRの成果を検証、報告した。
猫とのより良き共生は着実に進んでいるようだ。
 
十月五日から八日まで、東京都内のホテルで「IAHAIO(人と動物の関係に関する国際会議)東京大会」が開かれた。
そのワークショップ「のら猫・その問題と解決法」で、いくつかの成功例が報告された。
 米国フロリダ州のオレンジカウンティーでは、自治体と愛護団体がTNRを一九九五年に始めた。

のら猫の捕獲・安楽死という従来の数の制限方法から、TNRに変更、子猫はなるべく手術後に譲渡をすすめた。

従来の安楽死では六年間で百万ドル(約一億一千万円)以上の予算がかかっていたが、TNRは、半分の約四十四万ドルですんだ。

ちなみに一匹の手術とその関連費用は平均五十六ドル。手術後の猫にはケンカやマーキングがなくなったためか、猫の苦情電話も激減した。

都市型のTNRの成功例といわれている。

米国の研究者によると、テキサス州の大学で、九年前からキャンパス内ののら猫を対象に繁殖制限の比較調査が行われている。

75%の猫を安楽死させるよりも、75%の猫にTNRを行った方が、より猫の数が減ってきているという。 

近年米国で定着してきたTNRだが、ヨーロッパでも以前からその試みは行われている。

 イギリスの愛護団体「SNIPインターナショナル」のJ・レムフリー博士によると、イギリスでTNRが始まったのは、一九七〇年代。ロンドンのリージェントパークにすむ猫たちに、不妊去勢をして放す方法を試したところ、猫たちの生活に悪影響は見られなかった。

のら猫の福祉を考えた上で、繁殖コントロールできる方法として、やがてTNRはイタリアや、一部のイスラム圏に普及。

最近はシンガポールや台湾などにも広まりつつある。日本でもTNRは地域猫活動の要だ。

 一方、TNRが立ち遅れているのはオーストラリアやニュージーランド。ペット猫が人気の一方、野生化した「野ねこ」が他の野生生物の繁殖を脅かして害獣扱いされている。

 「野生猫はのら猫より捕獲が難しい。繁殖制限をどう進めるか考えなければいけない」とニュージーランド・オークランドの愛護団体「SPCA」のB・ケリッジさんは、今後の課題を指摘した。

 数千年の間に世界に広がり、人間と関係を保ちつつ、ごく近い場所で生きるライフスタイルを定着させた猫たち。その自然な生き方を保つには、TNRという人的介入が、今最も適切な方法となっている。
(文と写真・宮晶子)







公益財団法人どうぶつ基金では、ミッションゼロ(行政による犬猫等の殺処分ゼロ実現への取り組み)の一環として、
TNRみみ先カット猫助成金を給付しています。

TNRにより「殺処分されるために生まれてくる小さな命」を減らすには短期間に集中して不妊手術を行うことが不可欠です。

本事業ではTNRを積極的に行うグループや個人を応援します。最初の申し込みで10匹までの助成金を受け取ることができます。

猫の頭数が多い場合には一回目の手術数に達成後、さらに追加申請を受け付けます。

詳しくは、こちらから



TNRが進んでいる地域では、猫の引き取りが減っています。

               TNR.png




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mimi



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